日蓮大聖人『御書』解説

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2014年 08月 19日

末法の本仏の立場で法門の勝劣を本迹に立て分けて講説した相伝書【百六箇抄】八

[百六箇抄 本文]その八

【種の本迹勝劣 五十五箇条】

二十一、下種の戒体の本迹
爾前迹門の戒躰は権実雑乱、本門の戒躰は純一無雑の大戒なり。
勝劣は天地・水火尚及ばず、具に戒躰抄の如し云云。

二十二、 本化の七面の本迹
末法には事行を本とし、在世と像法とには理観を本とするなり。天台の本書は理の上の事なれば一向迹門の七決、我家の本書は事の上の本なり。

二十三、下種の三種法華の本迹
二種は迹、一種は本なり。迹門は隠密法華・本門は根本法華、迹本文底の南無妙法蓮華経は顕説法華なり。

二十四、 本化の本尊の本迹
七字は本なり、余の十界は迹なり。諸経諸宗中王の本尊は万物下種の種子無上の大曼荼羅なり。

二十五、 下種の守護神の本迹
守護し奉る所の題目は本、護る所の神明は迹なり。諸仏求世者・現無量神力云云。

二十六、下種の山王神の本迹
久遠に受くる所の妙法は本、中間・今日・未来までも守り来る所の山王明神は即ち迹なり。

二十七、下種の十羅刹女の本迹
此の義理上に同じ。唯神明と十女を本迹に対する時、十羅刹女は本、神明は迹なり。

二十八、本門付属の本迹
久遠名字の時、受る所の妙法は本、上行等は迹なり。久遠元初の結要付属と日蓮が今日寿量付属とは同意なり云云。

二十九、本門開会の本迹
久遠の本会を本と為し、今日寿量の脱を迹とするなり。
妙楽云く「始顕を開と云い、終合を会と云う」文。

三十、下種の成仏の本迹 
                                  下種本因     
本因妙は本、自受用身は迹なり。成仏は難きに非ず、此の経を持つこと難ければなり云云。



[百六箇抄 本文]その九に続く

by johsei1129 | 2014-08-19 21:51 | 血脈・相伝・講義 | Trackback | Comments(0)
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