日蓮大聖人『御書』解説

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2014年 08月 18日

末法の本仏の立場で法門の勝劣を本迹に立て分けて講説した相伝書【百六箇抄】七

[百六箇抄 本文]その七

【種の本迹勝劣 五十五箇条】

十一、下種の法華経の教主の本迹
自受用身は本、上行日蓮は迹なり。我等が内証の寿量品とは脱益寿量の文底の本因妙の事なり、其の教主は某なり。

十二、下種の今此三界の主の本迹
久遠元始の天上天下・唯我独尊は日蓮是なり。久遠は本・今日は迹なり。三世常住の日蓮は名字の利生なり。

十三、 下種の得法観心の本迹
久遠下種の得法は本なり、今日中間等の得法観心は迹なり。分別功徳品の名字初随喜の文の如し云云。

十四、下種自解仏乗の本迹
名字の妙法を上行所伝と聞き得る方は自解仏乗の本なり。聞き得て後受持する我等は迹なり。故に伝教より日蓮は勝るなり云云。

十五、 末法の時刻の弘通の本迹
本因妙を本とし今日寿量の脱益を迹とするなり。久遠の釈尊の修行と今日蓮の修行とは芥子計も違わざる勝劣なり云云。

十六、 本門の修行の本迹
正像二千年の修行は迹門なり、末法の修行は本門なり。又中間・今日の仏の修行より日蓮の修行は勝るる者なり。

十七、本門の五大尊の本迹
久遠本果の自受用報身如来は本なり。上行等の四菩薩は迹なり云々。

十八、日蓮の本門弘通の本迹
本因妙は本なり、我本行菩薩道は迹なり云云。

十九、本化の事行一致の本迹
「本迹殊なりと雖も不思議一」云云、本因妙の外に並に迹とて別して之無し、故に一と釈する者なり。真実の勝劣の手本の義なり云云。

二十、後の十四品皆流通の本迹
本果妙の釈尊が本因妙の上行菩薩を召し出す事は、一向に滅後末法利益の為なり。然る間日蓮修行の時は、後の十四品皆滅後の流通分なり。

[百六箇抄 本文]その八に続く

by johsei1129 | 2014-08-18 22:14 | 血脈・相伝・講義 | Trackback | Comments(0)
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