日蓮大聖人『御書』解説

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2014年 08月 12日

末法の本仏の立場で法門の勝劣を本迹に立て分けて講説した相伝書【百六箇抄】一

【百六箇抄(ひゃくろっかしょう)】
■出筆時期:弘安三年 (西暦1280年)1月11日 五十九歳御作。
■出筆場所:身延山 草庵にて
■出筆の経緯:日蓮大聖人から直弟子日興上人に授けられた相伝書。末法の本仏の立場で、法門の勝劣を脱に五十、種に五十六箇条に本迹を立て分けて講説。ご自身滅後における正しい法門の流布のため、弟子への相伝書としてしたためた。
■ご真筆: 曽存(北山本門寺に存在したが紛失)。時代写本:日辰書写(要法寺所蔵)、日我書写(妙法寺所蔵)、日俊書写(大石寺所蔵)

[百六箇抄 本文]その一

         本因妙の教主本門の大師日蓮謹んで之を結要す。

万年救護写瓶の弟子日興に之を授与す云云。脱種合して一百六箇之れ在り。
霊山浄土・多宝塔中・久遠実成・無上覚王・直授相承、本迹勝劣の口決相伝譜、久遠名字已来本因本果の主、本地自受用報身の垂迹上行菩薩の再誕、本門の大師日蓮詮要す

    本 迹      本 迹
一、理の一念三千・一心三観の本迹
 三世諸仏の出世成道の脱益寿量の義理の三千、釈迦諸仏が仏心の妙法蓮華経の理観の一心に蘊在せる理なり。


      本 迹    経の本迹は常の如し
二、大通今日の法華本迹
 久遠名字本因妙を本として中間・今日・下種する故に、久成を本と為し、中間・今日の本迹を倶に迹と為す者なり。

三、応仏一代の本迹
 久遠下種・霊山得脱・妙法値遇の衆生を利せん為に、無作三身・寂光浄土従り三眼三智をもつて九界を知見し迹を垂れ、権を施し、後に説く妙経の故に、今日の本迹共に迹と之を得る者なり。

[百六箇抄 本文]その二に続く

by johsei1129 | 2014-08-12 20:52 | 血脈・相伝・講義 | Trackback | Comments(0)
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