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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 11月 04日

末法の本仏の立場で法華経一部二十八品を直弟子日興上人に口伝した書【御義口伝 上】十三

[御義口伝 上 本文]その十三

勧持品十三箇の大事】
 第一 勧持の事

 御義口伝に云く勧とは化他、持とは自行なり。南無妙法蓮華経は自行化他に亘(わた)るなり。今日蓮等の類い南無妙法蓮華経を勧めて持たしむるなり。

 第二 不惜身命の事

 御義口伝に云く、身とは色法、命とは心法なり。事理の不惜身命之れ有り。法華の行者田畠等を奪わるは理の不惜身命なり。命根を断たるを事の不惜身命と云うなり。今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は事理共に値うなり。

 第三 心不実故の事

 御義口伝に云く、心不実故とは法華最第一の経文を第三と読み、最為其上(さいい・ごじょう)の経文を最為其下(さいい・ごげ)と読みて、法華経の一念三千を華厳大日等に之れ有りと、法華の即身成仏を大日経に取り入るる、此等は皆心不実故なり。今日蓮等の類い・南無妙法蓮華経と唱え奉る者は心実なるべし云云。

 第四 敬順仏意(きょうじゅん・ぶっち)の事

 御義口伝に云く、法華経に順ずるは敬順仏意なり。意とは南無妙法蓮華経是なり。今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るは敬順仏意の意なり。

 第五 作師子吼(さ・ししく)の事

 御義口伝に云く、師子吼とは仏の説なり。説法とは法華、別しては南無妙法蓮華経なり。師とは師匠授くる所の妙法、子とは弟子受くる所の妙法、吼とは師弟共に唱うる所の音声なり。作とはおこすと読むなり。末法にして南無妙法蓮華経を作(おこ)すなり。

 第六 如法修行の事

 御義口伝に云く、如法修行の人とは天台・妙楽・伝教等なり。今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るは如法修行なり云云。

 第七 有諸無智人の事

 御義口伝に云く、一文不通の大俗なり。悪口罵詈(あっく・めり)等分明なり。日本国の俗を諸と云うなり。

 第八 悪世中比丘の事

 御義口伝に云く、悪世中比丘の悪世とは末法なり、比丘とは謗法たる弘法等是なり。法華の正智を捨て権教の邪智を本とせり。今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は正智の中の大正智なり。

 第九 或有阿練若の事

 御義口伝に云く、第三の比丘なり、良観等なり。如六通羅漢の人と思うなり。

 第十 自作此経典の事

 御義口伝に云く、法華経を所作して読むと謗す可しと云う経文なり云云。

 第十一 為斯所軽言 汝等皆是仏の事

 御義口伝に云く、法華経の行者を蔑(あな)づり、生仏(いきぼとけ)と云うべしと云う経文なり。是は軽心(きょうしん)を以て謗(そし)るなり。今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者を云う可きなり。

 第十二 悪鬼入其身の事

 御義口伝に云く、悪鬼とは法然・弘法等是なり。入其身とは国王・大臣・万民等の事なり。今日蓮等の類い・南無妙法蓮華経と唱え奉る者を怨(あだ)むべしと云う事なり。
 鬼とは命を奪う者にして奪功徳者と云うなり。法華経は三世諸仏の命根なり。此の経は一切諸菩薩の功徳を納めたる御経なり。

 第十三 但惜(たんじゃく)無上道の事

 御義口伝に云く、無上道とは南無妙法蓮華経是なり。今日蓮等の類い南無妙法蓮華経を惜しむ事は命根よりも惜き事なり。之に依つて結ぶ処に仏自知我心と説かれたり。法華経の行者の心中をば教主釈尊の御存知有る可きなり。仏とは釈尊、我心とは今日蓮等の類い・南無妙法蓮華経と唱え奉る者なり。

[御義口伝 上 本文]その十四に続く






by johsei1129 | 2019-11-04 16:25 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)


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