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日蓮大聖人『御書』解説

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2015年 01月 24日

六老の次第は受戒の前後に由り、伝法の有無は智徳の浅深に依る 【当流行事抄】唱題篇四


 問う、有る人難じて云わく「日興上人は
上足(じょうそく)の第三なり、何ぞ是れ結要(けっちょう)付嘱(ふぞく)の上首ならんや」云云。此の難如何。

答う、六老の次第は受戒の前後に()り、伝法の有無は智徳の浅深に依る、故に孔子は道を曽子(そうし)に伝うるなり。玄弉(げんじょう)は法を()(おん)に付す、並びに(ちゃく)(てい)に非ず、誰人か之を難ぜん云云。

吾が開山上人は智は先師に等しく徳は諸弟に超えたり、故に塔中(たっちゅう)伝授の()(よう)を附して本門弘通の大導師と称し、末法万年の総貫首(かんず)と定め、二箇の相承(そうじょう)を授けて延山の補処(ふしょ)と為す、文証・現証了々(りょうりょう)分明なり。汝等智有らん者、(ここ)に於て疑いを生ずること(なか)れ云云。

大御本尊脇士の左右尊卑を説く につづく

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by johsei1129 | 2015-01-24 21:24 | 日寛上人 六巻抄 | Trackback | Comments(0)


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